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2008年07月02日 [01:24:22]

5月~6月公開映画の感想

5月から6月末までに観た映画の感想を簡単に。 一部細かく。 伏字は反転で。

「ザ・マジックアワー」

■三谷幸喜作品の中でボクがもっとも好きな作品を挙げるとすれば、舞台「巌流島(96年)」、映画「ラヂオの時間(97年)」、「HR」この3つ。
 すべてに共通している事は、「舞台」という狭い空間、「ラジオ局のスタジオ」という狭い空間、「教室と職員室」という狭い空間。
 この狭い空間が濃密な密室コメディーを生む。 そして、監督・脚本三谷幸喜はそれを大の得意とする人物だ。
 そんな三谷幸喜監督は前作「THE有頂天ホテル」から『大型セット』を使ったコメディー映画に取り組むようになった。

 では、密室コメディーに長けた三谷監督節は失われたのか・・・・。いや、もちろんそれは杞憂だ。

 「街やホテルを一つ作り上げてしまうのほどの大型セットの中で繰り広げられる密室コメディー」と言う言葉が合うかもしれない。

 そして、さらに、『「大型」にしたからこそさらに生み出される新鮮な面白さ』、それを三谷監督は成功させたと言えるかもしれない。

■まぁ何はともあれ、コメディー映画に御託を並べてもナンセンス。
 たった数カットにしか登場しない女優や男優で、何本もの大作映画が撮れるではないかというぐらい贅沢この上ないキャスティングが実現し、さらに「この俳優のこんな一面は今まで見たことがないぞ」と映画ファンは思わずニヤリとさせられる、そんな映画でもある。

「西の魔女が死んだ」
■ぁぁ、こういう田舎暮らしがしたいなぁ~・・・と夢に描いている人にオススメ。
 音楽もいいし、ゆったり出来る映画。

「アフタースクール」
■「甘く見てると騙されちゃいますよ?」というキャッチコピーは伊達じゃない。
 映画を見終わったあとは「騙されて悔しい!」ではなく、「騙されてスッキリ!」と思う
 観客が多いのでは?
■大泉洋ファンならぜひ。 もちろん佐々木蔵之介や堺雅人の熱演も光る。
 まだ映画館で上映しているところがあれば、ぜひとも騙されに行ってみてほしい。

「インディージョーンズ クリスタルスカルの迷宮」

■年老いたハリソン君67歳。 その年でアクションは大丈夫? と思いつつも、
 パンフレットでの監督インタビューでは「むしろ今の彼のイメージこそが自分が描きたかったインディアナ。
 過去の作品では逆に老けて見えるように顔に泥を塗ったりしていた」とある(引用するわけにはいかないので一部要約。)
 とある。

 なるほど確かに心配は杞憂だった。 確かに若手俳優たちの身体を張ったアクションには引けをとるかもしれ
 ないけれど、冒険活劇の主役としての貫禄は健在。
 ちなみに、今作のアクション部分は出来るだけスタントマンを使わず、俳優自らが身体を張って撮影に挑んだらしい。

■冷戦当時の時代背景(社会現象)を思い出せば、UFOがちょうど大いに流行っていた時代。
 とすれば、その時代を描くのだから、クライマックスのアレも、賛否両論あるけれど、自分的にはなるほど納得。

 あとは、宇宙人(異世界人)の宝が知識だったことに違和感を覚える人も、各方面のブログを見てみるとけっこういるようで。 うん、確かに映画『ナショナルトレジャー』のような『冒険物=金銀財宝』に期待していた人にはちと腑に落ちなかったかもしれない。

 でも、古代文明は実際、突如歴史に登場しているものが多く、多くの学者も「なにか高度な知識を持った者が彼らに知識を与えたとしか思えない」と噂しているほど。
 
 人類にとって過去も現在もそしてこれからも、金銀財宝にも勝る宝は、“知識”なのかもしれない。

■それよりもなによりも、最後のシーンこそ、ボク的にはワクワクどころか興奮せざるを
 えなかった。

 インディアナの息子による今後の冒険を、観客は見られるのか!?
 と観客にニヤリとさせつつも、いやいやまだまだハリソン君の時代は終わっちゃいないと、
 とてもお洒落なピリオドの打ち方に、自分も自分の家族も、思わず拍手してしまっていた。
 鑑賞後、父のなんとも満足そうな笑顔を見られて、自分も嬉しくなってしまった。

■高校の友人は期待をしすぎたのか、また謎解き部分があっさりとしていたからか、十二分に楽しめなかったようだが、それでもやはりインディ・ジョーンズは万人受けする映画の代名詞とも言える作品。ココは一つ、「よし、オレが映画中すべてのナゾを解いてやる」と硬く構えず、インディ・ジョーンズたちの冒険活劇を楽しもう。
 過去作品だって「んなアホな」みたいな展開が多かったしねww

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