2013年01月25日 [19:00:00]
【舞台探訪】 #たまこまーけっと の探訪レポ[第一話Aパート編]

喋るトリに驚いてたまこが「いやぁ~!」と思わず外に放り出すシーンです。
横に長いシーンなので2枚写真にとって繋ぎ合わせています。
レンズの歪み等で不自然な繋がりが見て取れますが、
どうかお目こぼしを…^^;

たまこがこの後のシーンで利用する喫茶店「星とピエロ」がこの写真右側の
階段を上がった所にあります。
実在の店舗名は「喫茶華波・BAR華波」さんです。
たまこまファン交流ノートも置いてあるそうですよ。
【営業時間】喫茶:9時~19時 Bar:19時~24時/不定休

旗の色や建物の色、そして、ドアと壁に貼られたポスターの柄まで
一致しています。
作中で描かれている「緑色に白丸のポスター」には、「エコスタンプ参加店舗
とりから本舗」と書かれていたんですね。
ちなみに、左にある「バレエのおけいこ」のポスターは、作中にも同じ柄と
色で登場しています。

少年から「たまちゃん!もっかいやってよ!」とけん玉を渡され、
たまこが剣先に入れようとするも…のシーン。
トリのいたずらっぽい顔と、ぴょんぴょん跳ねるたまこのおさげが
可愛らしいシーンの背景です。

■画角合わせに苦心していると、ご店主さんに話しかけられまして、
深夜の放送を見ていることや
「長年使っている看板だけに実際には汚れもあるけれど、アニメの中では
とても綺麗になっていて嬉しい」といったお話を聞くことが出来ました。
また、「店先にけん玉を置いたところ、アニメの記念にと買っていって
くれる人が実際にいる」とも。
ただ「日本けん玉協会オフィシャル商品」のためちょっとお高めの
1,260円というお値段設定。この日は買うことができませんでした。
ご店主様ゴメンナサイ^^;

書店を出て、作中のお店「ジャストミート」を右に折れ、
自宅に向かうたまこ。
鯖街道の起点となる商店街だけに、作中にも登場する鯖のオブジェが
天井から吊り下げられています。
作中では「Merry Christmas」と書かれた掲示が下がっているところ
には、1月19日当時は「加茂川マコト」の大型ポスターが貼られています。
からあげ屋の上に学習塾があるのは作中でも同じです。

たまこ「へ~、けっこう可愛いもんなんだね」
もち蔵父「だからダメなんだよ!」のシーンに映る背景
先ほどの写真の角を曲がってすぐのところにある民家の、
特徴的な格子窓と扉。
撮影の際はくれぐれも表札等写り込まないようにしましょう。

【Aパート開始2分33秒】/【出町商店街7】
前の写真の直後、もち蔵が初登場のシーンです。
取材当日はちょうどこの場所(もち蔵の家の隣)に大型トラックが
停まっていたため、正確な画角合わせは出来ませんでした。

新しい看板「RICE CAKE Oh! ZEE」と共にもち蔵父の店が映るシーン
で す が、
現地に行ってみると、そこには何もない、
駐車場として使われているアスファルト舗装された平地でした。
果たしてモデルとなったレストラン風の店はどこなのか…
それはまだ特定されていません。

たまこ「ちょっとスミマセンよ」と
父親たちが組み合わせた腕の下をくぐるシーンの背景。
モチマッヅイが腕にあたって落下するところですね。
■作中の該当シーンを見てもらえば分かりますが、
背景と一致しているのは写真右の建物と、写真右奥の建物、写真左奥のサンルーフが屋上にある建物のみで、
作中に左側にあるはずの美容室が、現場に行ってみると実在しません。
では、この美容室はいったいどこにあるのでしょうか。
その答えは、19日に探訪した際に案内して下さった撮竹さんが見つけ出してくれました。

作中に登場する美容室の名前は「まち子美容室」。
そして、この写真に写っている美容室の名前は
「マサ子美容室」
デザイン自体は似ているようで似ていませんが、表の立て黒板や
ドアと窓のレイアウトがとてもよく似ています。
ではこの美容室がどこにあるのかと云えば、たまこが通う学校のモデルになった京阪藤森駅にある「聖母女学院」
の、正門すぐとなりにあります。
これは現地を取材した際に撮竹さんが気付いた、彼のファインプレイです。
●撮竹さんのTwitter URL:https://twitter.com/toritakekan

たまこの妹あんこが黄色い通学帽を頭の後ろに、
ランドセルを背負って帰宅するシーン。
たまこがこの日二学期終業式だった事もあって、おそらくあんこの学校も
この日が終業式なのでしょう。
赤色の習字用具セットや体操服が入っているであろうナップサックに
少し小さい巾着袋、リコーダー、大きめの紙袋など結構な量の荷物です。
ああもぉ、可愛らしい姿ったらありゃしないと、どこか娘や歳の離れた
従妹を見るような、そんな和やかな視点でついつい見てしまいます(笑)
■さて、この写真を見て分かるように、たまこの家(餅屋のたまや)は実際の場所には存在しません。
技術取材協力として、出町桝形商店街にある京の和菓子「ふたば」があり、あんこが初登場シーンで
口にする豆餅をこの店で買うことができます。一個170円と、スーパーなどで買える5個入り180円の
ものと比べるとかなりお高い設定ですが、探訪の際にはぜひ食べてみて下さい!
一口で分かるこの旨さ。 ああ…また食べに行きたい…。
■実際にはこの場所には地酒のお店が有り、外観等は似ても似つきません。
ただ、写真左側に写っている室外機や、その下にあるオブジェから、
確かにこの場所にたまやがある事が分かります。
なお、大小二つのオブジェがありますが、大きい方のオブジェが作中では取り払われ、
電柱に置き換わっています。
■ところで、作中でたまやの前に停まっている一輪車はサイズ的にあんこがそれにまたがって
遊んでいるのでしょうか。あぁ、想像すると実に可愛らしい…。

たまことあんこが銭湯に行くシーンです。
3枚写真を撮って、半ば強引に合成しています。
明らかにおかしい点が複数箇所あるので笑って過ごして下さいw

うさ湯の看板が映るシーン。実際は「錦湯」です。
場所的には直前のシーンを画面左に進んで行くことになりますが、
いくら道を進んでも銭湯はありません。
「錦湯」の場所は以下をご参照下さい。
大きな地図で見る

たまことあんこが銭湯から出てくるもち蔵と出会うシーン。
直前のグーグルマップでも外観は見られますがトラックが邪魔で全体を見られません。
それにしても出町柳から京阪祇園四条まで結構な距離の移動ですw
出町商店街から近い所に銭湯はある(今は営業していない?)そうながら、
カメラ映りを優先してのロケ地選びなのでしょう。
作中に登場する店内(男湯脱衣所)もこの錦湯がモデルとのことです。

たまこ「偶然だね、今帰り?」ともち蔵に話しかけるシーン。
この背景の場所から、先ほどの出町商店街の入り口からどちらに
曲がったかが分かります。
●おまけ

■それでは、また、次回Bパート編と第二話の探訪記事までご機嫌よう^^
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